江頭2:50はいい人?悪い人?ネットに流れたいい人説を本人の証言から徹底検証!

芸風とは裏腹に素では礼儀正しい常識人としても有名である江頭2:50。

一時期インターネットで実はいい人エピソードが有名になった彼だがそのエピソードは果たして本当なのだろうか?

ネットで有名になったいい人エピソードをいくつか検証していこう

 

車椅子の少女の話

とある公園をロケで訪れていた江頭、そこに病院から抜け出した車椅子の少女が現れ江頭に対して「つまらない」と言う。

そこで江頭はその少女にあらゆるネタを披露するが少女は笑わない。

それから江頭は何日も少女にネタを披露し何とか笑わせようとする。

あるとき少女が病院からいなくなった、病気の症状が悪化し別の病院に入院する事になったのだという。

少女は病院を移動する前に日記を書いていた、そこには「大好きな芸人、江頭。」と記されていた…。

10年後江頭は月に一度はその公園で花を添えネタを披露し続けている…。

 

というのが話の内容なのだがこの話は後にデマであったことが明らかとなった。

 

TBSのテレビ番組「水曜日のダウンタウン」にて「ネットに転がる芸能人のイイ話ほぼほぼデマ説」が検証された際に江頭はこの話をきっぱり否定したどころか局部を露出しカメラに押し付ける始末となった。

 

自分のサインがあると価値が下がる

番組のロケを終えた江頭、そこにロケを見ていた番組のファンが現れサインが欲しいと色紙を渡される。

江頭はサイン色紙を受け取り、番組の出演者全員にお願いしてサインを書いてもらいファンに手渡す。

しかしそこに江頭の名前はなかった。

自分のサインが載れば価値が下がってしまうと配慮してあえて自分のサインを書かなかったという話。

このエピソードもデマである

「もしサインくれというファンがいたら江頭アタックをかます、番組の出演者の名前が載ってたとしたらそれを俺が全部書いてる。」

とこのデマについてご本人はコメントしている…。

 

東日本大震災時に救援物資を配達

2011年3月11日に突如起きた東日本大震災。

このとき福島の老人ホームに救援物資を江頭2:50が届けたという噂がネット上で広まったという話。

これはデマではなく事実である。

インターネットの配信番組「江頭2:50のピーピーピーするぞ!第135回」にて本人の口から当時の状況が語られている。

 

原発の影響で福島県いわき市の老人ホームに救援物資が届かないというニュースを見た江頭。

そこから助けを求める声がいわき市から聞こえてきて救援物資を届けることを決意。

一人では重労働になるため高田文夫事務所所属の松田健次氏と共に行動。

トラックやガソリンの手配も出来ない状態だったが、そのことを友人に相談すると運送会社の人物を紹介してくれた。

友人の紹介してくれたアライという人物が2トントラックの手配とガソリンを無料で入れられるカードも貸してくれたのだという。

 

次に問題になったのがお金。

トラックに限界まで積むための物資を購入するには相当のお金がいる。

そこで風俗に行くためのお金を物資に使うことを決意、さらにアコムで借金をして物資を購入するためのお金を得た。

しかし震災の影響でどこのスーパーも物資が購入できない状態だったがマネージャーの提案で会員制の大型スーパーコストコに連絡したところ、水ペーパータオル生理用品などの物資を購入する準備が出来た。

 

運搬の準備は整ったが今度は福島までの道が問題となった。

原発の影響で一般車は福島までたどり着くことすら出来ない状況だった。

そこで江頭は自衛隊の格好をすれば検問所の係員が通してくれるのではないかと提案したが松田氏が「自衛隊の格好で普通のトラック運転してたら怪しすぎるよ」と却下。

 

そしていよいよ出発の日、無事に検問を通れるか不安だった江頭だったが松田氏はなんと緊急車両の許可証を警察に申請し、もらっていたのだ。

道路が大渋滞していたが、松田氏が用意していた許可証を使い渋滞に巻き込まれることなくいわき市に到着。

放射能の問題もあったため現地の人を不安がらせないよう配慮して防護服やカッパを着ずにジャージを着ていったのだとか。

 

現地の人の助けもあり老人ホームまでたどり着いた二人、看護師に事情を説明し物資を無事届けることができたのだが帰り際に自身がお笑い芸人の江頭2:50であることがバレてしまった。

というのが話の一部始終である。

ご本人いわく「他の芸能人はものすごい金額を募金しているが俺はお金がなくて募金も出来ないから体で払ってきた」という。

 

この話が最も江頭がいい人と世間から称賛される所以ともなっているエピソードだが、被災地に物資を届けられたのは江頭一人の力だけではないことを私は理解してほしい。

江頭にトラックを手配してくれた運送会社の人物とその会社を紹介してくれた友人、江頭に物資を購入するだけのお金を貸したアコムや物資を売ってくれたコストコに、コストコでの物資購入を提案した江頭のマネージャー、いわき市で江頭達を老人ホームまで誘導してくれた現地の人。

そして緊急車両の許可証を警察に申請し、最初から最後まで物資の運搬に付き添った高田文夫事務所の松田健次氏。

世間ではこの件で江頭だけが目立って称賛されている、確かに被災地に物資を届けることを決意した人物こそ江頭だがそれを成し遂げられたのは色々な人々や団体の協力あってのことであることを忘れないでほしい。

 

ちなみに江頭は2004年に新潟中越地震が起きた際にも救援物資を現地に届けた経験があるそうだ。

 

余談ではあるがこの件について江頭の登場曲としても有名であるスリルの作曲者、布袋寅泰は「スリルに関してはハッキリ言って迷惑に思っていますが、彼のこの行動は尊敬します。」とコメントしている。

 

いい人エピソードは9割デマ

以上のことからネットに拡散されているエピソードや名言は9割デマであると言えるだろう、そもそも本人がネットに広まっているのはほとんど嘘と言っている。

だが確証のないエピソードや名言があたかも真実かのごとく拡散してしまう原因は「エガちゃんならやってもおかしくない」という認識が世間でひそかに広まってしまっていることだろう。

これもまた面白い点である。

しかしいい人エピソードを拡散されて一番困っているのは他でもない本人である。

ここまでエピソードをまとめておいて言うのもなんだが本人の意思を尊重していい人エピソードをSNSなどで安易に拡散するのはよろしくないと思う。

私は世間から良いことをして称賛されている江頭よりも下品なことをして世間から嫌がられている江頭が好きだ。