江頭2:50登場BGMは何故布袋寅泰のスリルになった?

よおおおおおおおおおし!行くぞおおおおおおおおお!!!!

(Baby Baby Baby Baby Baby Baby Baby♪ 俺の全ては~お前の物さ~♪)

うぉおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!

 

彼が登場するときによく見る光景である。

HOTEIの楽曲「スリル」は江頭2:50が入場する時の曲として有名でもあるが何故そうなったのか?

その経緯を見ていこう

 

最初はスリルではなかった?

「スリル」は1995~1996年頃リリースされた曲であるが江頭がメディアに出始めたのは90年代の序盤である。

元々登場曲として使われていたのはスリルではなくワイルドハーツの楽曲「シェイム・オン・ミー」という曲だった。

だが1995年に放送された「笑っていいとも!クリスマス特大号」のモノマネをするコーナーでナインティナインの矢部浩之氏が江頭2:50のモノマネを披露した際に使われた曲がHOTEIのスリルである。

元々使われていた曲のタイトルが分からなかった為とりあえず雰囲気の似た曲を用意した結果HOTEIのスリルが選ばれた。

これがきっかけとなり江頭が「めちゃ×2イケてるッ!」に出演した際もテーマ曲としてスリルが使用され、他の番組や営業先で登場する際にもスリルが使われるようになっていった。

シェイム・オン・ミーとスリル以外では、プロレスラー蝶野正洋氏の入場テーマでもあるロイヤル・ハントの「CRASH」がテーマ曲として使われたこともあるそうだ。

 

布袋寅泰はどう思っているのか

スリルを語る上で外せない人物が作曲者及び歌手の布袋寅泰氏である。

彼自身はスリル=江頭2:50のテーマと見られていることを悲しんでいる。

HOTEIのファンの中にはスリルだけ飛ばしてCDを聞く人もいるそうだ。

 

言ってしまえばこれはある意味での風評被害でもある。

だがスリルがテーマソングとして定着したのは上記の経緯から江頭本人の意思とはほぼ無関係でもあるため一方的に江頭が悪いとも言い切れない。

 

江頭は布袋寅泰の横浜アリーナ公演に招待されたことがある。

そこにはなんとボックスシートとシャンパンが用意されており公演後マネージャーから「布袋さんが会いたがってます」と聞いて楽屋を訪ねると「お前のせいで俺のイメージガタガタだよ!」と冗談交じりに首を絞められたそうだ。

これほど世間に自分の楽曲が変なイメージで浸透してしまえばこうなるのも当然と言えば当然である。

江頭に対して複雑な心境を抱いていた布袋氏だが東北大震災時に江頭が救援物資を現地に届けたことに対しては「スリルに関してはハッキリ言って迷惑に思っていますが、彼のこの行動は尊敬します。」とコメントしている。

さらに近年のインタビューでは「今となれば彼は彼。彼もまた素晴らしい人。ジャンルは違いますけど命かけてますからね」と好意的ともとれるコメントをしている。

 

江頭2:50のファンの中では確かにスリル=江頭というイメージが出来てしまっているが、元々スリルはアーティスト布袋寅泰の曲である。

江頭のファンとしても布袋寅泰氏が作る音楽の素晴らしさを理解していきたい。

 

余談ではあるがスリルはゲイレスラー男色ディーノの入場曲にも使われている。

そのことについて布袋寅泰氏が何を思っているのかは定かではない。