「江頭2:50の北朝鮮滞在記 後編」彼は北朝鮮で何をしていたのか、律動体操の真相は…。

前編のあらすじ

1999年、ライブのネタ探しに日本から北朝鮮へ行くためのツアーに参加した江頭。

飛行機内で北朝鮮の音楽が流れると他のツアー客が一斉に歌いだしたりガイドさんが「ようこそ世界一危険な国へ!」という世界一笑えないジョークを言いだしたり、その光景は衝撃的なことばかりだった。

そして2003年、江頭が再び北朝鮮を訪問したという報道がされた。

そこには赤いジャージを着て何か体操を踊っている江頭の姿が映し出されていた…。

 

 

北朝鮮の学校でテツandトモのネタを披露

2003年頃に再び北朝鮮を訪れた江頭だったがその目的は北朝鮮でお笑いライブをすることだった、しかしいつもの芸風では北朝鮮の収容所送りになる危険があったので日本でブームだったテツandトモのなんでだろうを北朝鮮語に翻訳し披露するということを提案した。

北朝鮮で芸能に力を入れているという六九中学校への訪問をツアーに組み込んでもらいガイドさんに「日本のネタを生徒の前で披露したいのですが」と交渉。

実際にガイドさんの前でネタを披露した結果、とてもウケたという。

ガイドさんは校長先生に相談にしたのだが戻ってきた返答は北朝鮮に他国の音楽や文化を持ち込んだりすることは禁止されているので「なんでだろう~♪」は日本の音楽と判断され生徒の前で披露するのは厳しいとの回答だった。

そこで江頭は生徒たちに律動体操(日本でいうところのラジオ体操のようなもの)を披露することを提案した。

再びガイドさんが校長先生と交渉した結果、OKがでた。

江頭が生徒たちの前に立つと生徒たちはすぐさま演奏の準備に取り掛かったという。

彼が学校の生徒と律動体操をする様子は日本のテレビでも報道された。

このときの江頭は写真で見てわかる通り赤いジャージを着ている。

これはテツトモを丸パクリしようとしたことの名残だ。

 

このエピソードにちょっとした後日談があるのだがそれは「エィガ批評宣言」にて語られている。

江頭がこの件を通して北朝鮮の人民にどのような想いを描いたのか、それは是非自身の目で読んでみてほしい。

エィガ批評宣言はKindleというAmazonの電子辞書アプリから無料で読めるのでご安心を。

 

ちなみにいつもの逆立ち(写真のポーズ)を人民の前で披露したところ北朝鮮人民は大爆笑だったそうだ。

さらに江頭は日本語で「※横田さん返せー!!!!!」と人民の前で叫んだが人民は日本語がわからないのでこの叫びに対しても笑っていたという。

 

※横田めぐみさん 北朝鮮による拉致被害者の日本人女性

 

イラクを訪問中の大川豊に電話

2003年イラク首都バグダッドは戦争寸前の状態であった。

そこに現れた日本人が大川興業の総裁大川豊だ。

大川興業は江頭2:50が所属している事務所で大川豊はその事務所代表取締役総裁である。

バグダッドを訪れていた大川総裁に平壌の金正日から電話がかかってきたとの知らせが。

ホテルの係員に「ミスターオオカワ!テレフォン!ピョンヤンピョンヤン!」と呼び出されて受話器を取って対応すると「金正日です~♪」と日本語で話す声が…そうその声の主が江頭2:50だったのである。

北朝鮮から電話していたのは事実で丁度江頭が北朝鮮に滞在しているときに大川総裁はバグダッドに来ていたのだ。

「あれはどう聞いても江頭の声だった」と大川総裁は当時を振り返っている。

 

 

 

危険な国に出向いていた江頭2:50と大川総裁。

彼らは北朝鮮を訪問した数少ないお笑い芸人でもある。

今回紹介したエピソードはもう10年以上前にもなる話だが、当時と変わらず現在も日本と北朝鮮との世界情勢は安定しているとは言えない。

当時から続く北朝鮮問題に関しては日本人がもっと関心を持つべき問題だと私は思う。

ミサイル開発や核実験に拉致問題、政治など盛り返せば危険なことばかりだ。

しかし日本国内に留まらず世界を股にかけて伝説を残している彼らのお笑いが世界平和に繋がることを我々は祈っていきたい。