現在でも緊張感のある関係が続いている日本と北朝鮮。
既に日本から北朝鮮へ行く手段はなくなってしまった現在、日本人が北朝鮮まで出向いた話はとても貴重なものとなった、無論江頭2:50が体験したエピソードもそうだ。
彼が北朝鮮を訪れた際の有名エピソードは本サイトでも既にいくつかまとめてある
「江頭2:50の北朝鮮滞在記 前編」何故北朝鮮のテレビに映ったのか、北朝鮮ツアーで彼が見たものとは。
「江頭2:50の北朝鮮滞在記 後編」彼は北朝鮮で何をしていたのか、律動体操の真相は…。
なので今回は彼が体験したエピソードやその他にも書籍「江頭2:50のエィガ批評宣言」「江頭2:50のパニック・イン・エィガ館」で語った情報などを元に彼が想う北朝鮮を紹介すると共に我々も江頭のエピソードから北朝鮮という国を学んでいこう。
金日成銅像と同じポーズをとってはいけない
北朝鮮の万寿台にそびえ立つのが歴代総書記の銅像だ。
北朝鮮民にとって総書記というのは、いわば崇めるべき神のような存在でありこの銅像と同じポーズをとることさえ許されない。
少々大げさな表現に見えるかもしれないが、江頭2:50が大川総裁と共に北朝鮮に出向いた際大川総裁が金日成の銅像(写真の左側の像)と同じポーズをとっていると、現地の人間に注意されたそうだ。
旅行客でさえ総書記を真似るようなことは許されないのである。
その際大川総裁がふと江頭の方を見ると、なんと銅像の前で逆立ちをしていたそう。
(写真はイメージ)
「まるで江頭の股から金日成が誕生しているかのようだった」と大川総裁は当時を語っている。
北朝鮮人はロボットじゃない、人間なんだ。
江頭2:50がそう感じ取ったのは彼が北朝鮮に訪れた際、現地の学生サッカー部と交流試合を行い自身の芸で笑いを取ったときのことである。
ツアーで練習中のコートを訪れた江頭は、学生らとの交流を試みた結果、なんと練習試合に参加させてもらえたのだ。
最初は学生らに「日本人が練習邪魔しやがって…」といったような感じに嫌な顔をされたらしいが江頭がキーパーを務め、横っ飛びや逆立ちなど自身の芸を披露しながらボールを止めると現地の学生らは大爆笑。
試合の中で交流を深め、最後は記念写真まで撮ったそうだ。
自分の芸で北朝鮮の人が笑ってくれた…北朝鮮人はロボットなんかじゃない、話せば分かり合える生身の人間なんだと江頭は痛感した。